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水球競技の見方
 
 


この説明文は、水球競技観戦しようとしているしている方を対象としたものです。
このルールを頭に入れてから水球競技観戦をすることをオススメします。

水球の面白味は、
ジャンプしたかのような瞬発的な浮力と
動きにくい水中での機敏でパワフルなプレーです。
ほぼ無重力状態に近い水中で魅せる独特な技や
水面をバウンドするするどいシュートなどにも注目です。
また審判には見えにくい水面下の戦いも…。

水球競技の概要

 「水中の格闘技」ともいわれている水球競技は、実は歴史が長く、イギリスで発祥したスポーツで、最初の頃は馬を模したボートに股がっていたためWater Polo(ウォーターポロ)という名で昔から親しまれています。ゴールキーパーを含め1チーム7人の選手により、高さ90cm・幅3mの相手チームのゴールにボールを投げ込み得点を重ねていく、非常に激しいスポーツです。公式試合のコートの大きさは縦30m・横20m・水深2m以上ということで、選手は足をつかずに、巻き足という立ち泳ぎを行いながらプレーをしております。

水球競技時間と人数

 競技時間は、正味8分間を4ピリオド(またはクォーターという)おこない、インターバル(ピリオド間の休憩時間)は1、2ピリオド間と3、4ピリオド間は2分。2、3ピリオド間は5分です。トータル的に1試合1時間弱かかります。
 通常プレーしている選手は7人ですが、交代選手は6人まで認められており、選手の交代は、得点が入った後、インターバルタイムの他、入水エリアからならいつでも何回でも交代できます。

水球ルール

 ルールは、サッカーやハンドボールに少し似ています。手でボールを投げてパスやシュートすることはもちろんですが、足や頭でボールを扱っても構いません。基本的に、ボールを保持していない相手の、自由な行動を妨げることはファールとなります。つまりボールを保持している選手に対してはタックルをしてもよいわけです。攻防中にファールがおこると審判の笛が鳴り、相手にフリースローが与えられ、ファールのおこった地点から(もしくはそれより相手ゴールから遠い位置より)審判の合図なしに投げてプレー再開です。
 ファールの起こった場所が相手ゴールより5m以上離れている場合のみ、直接シュートすることができます。ただし投げる前にボールを水に着けたり、フェイントをしてしまった場合は無効となり相手ボールになってしまいます。

ファールは、オーディナリーファール(軽いの反則)とパーソナルファール(重い反則)の2種類に大別されています。

オーティナリーファール(軽いの反則)

・ボールを保持していない相手競技者の手足の自由な行動を妨げる行為。および、肩、背、足の上を泳ぐ行為。このファールが行なわれたとき審判は、一方の手の上にもう一方の手を重ねあわせる動作を行う。

・アタックされたとき、ボールを水中に沈める行為(アンダーウォーターという)。このとき審判は、手を上下に動かし、ボールを沈めるような動作をする。
 
・同時に両手でボールに触れる行為(ボースハンズ)。審判は、ボールを両手で持つような動作をする。

・時間の空費、またはボールが自分のチームに渡ってから、30秒以内にシュートまで至らなかったとき(オーバータイム)。審判は、攻撃方向を示している反対の手で、円形を描く動作を2,3回行う。

・相手から手や足を使って押し出る行為(プッシング)。審判は、腕を押し出すような動作を行う。

・拳でボールを打つ行為。

・相手陣地のゴールラインから2m以内にボールより先に入る行為(オフサイド)。審判は、攻撃方向を示している反対の手を高く上げて人差し指と中指で「2」を示す。

・相手ゴール5m以内の場所からフリースローで直接シュートしたとき。

※ゴールキーパーだけは、自分のゴールラインから5m以内なら両手を使え、拳でシュートをとめてもかまいません。さらに、プール底に足をついてもかまいません(通常は足がつかない深いプールで行います)。また、ゴールキーパーは、ハーフラインを越えない限り、フィルダーと同じくシュートもできます。

パーソナルファール(重い反則)

・ディフェンスで両手を使ったプレーをした時。(シュートブロック、パスカットなど。)

・ボールを保持していない相手を「沈める」「捕まえる」「引き戻す」ことをする行為。

・相手を蹴ったり殴ったりする行為。あるいはそのような動作をする行為。

・フリースロー、コーナースロー、ゴールスロー等が行われる以前(競技中断中)に、防御側競技者のオーディナリーファールがあった場合。

※パーソナルファールを犯した選手は、20秒間、あるいは次の得点か、防御側チームがボールを獲得するまで、「退水」させられ、その間だけゲームから除外されます。
 つまり1人少ない状態でゴールを守らなくてはいけなくなります。この退水を同一競技者が1試合3回すると、その競技者は「永久退水」となり、その試合の残り時間出場できなくなります。
 また、ゴールラインから5m以内でおそらく得点になると思われるような場合に犯した反則は、相手方にペナルティースロー(5mライン上からサッカーのPKのようなもの)が与えられます。

シュートブロック

反則以外で理解しずらいルールにシュートブロックがありますが、以下のように分けられます。

・ボールがキーパーにあたってフィールド外に出た場合は、出たサイドの2mからシュートを打ったチームのコーナースロー。
・ディフェンスのハンドアップにあたってフィールド外に出た場合は、シュートを打たれたチームのゴールスローとなります。