視覚障害者同行援護・移動支援従業者

視覚障害者の為のガイドヘルパー講座にも、

  • 視覚障害者同行援護従業者
  • 視覚障害者移動支援従業者
  • 視覚障害者移動介護従事者

というような複数の呼び方が使われており、それぞれスクールによって異なっています。
ですが、基本的には同じ内容を学べるので、細かな名称にはこだわらず、通学できる距離にあるスクールの中から受講できそうな養成研修を選んでみましょう!

 

三幸福祉カレッジでの実習

視覚障害者移動支援従業者の取得にあたって三幸福祉カレッジでは、白杖と目隠しを使って地域の散策を行いました。

 

少しでも体験を通して学んでもらいたいと言う思いで始めたそうなのです。
例えば、ショッピングセンターなどが散策の場所でしたが、もちろん事前に許可は取っているようでした。

 

どうして、わざわざスクールの外に行って実習するのか?
というと、やはり視覚障害者の事を座学で学んでも、「見えないんだ」くらいにしか感覚がわからないからです。

 

ですが、同行するとなると、その程度の理解では危険なのです。
何か問題が起これば、習わなかったで済まされないのです。

 

実際に経験する事によって、勉強出来る事が数多くあります。
私も実際体験する事が出来て良かったと思っています。

 

また、研修の先生方も一緒になってされるので、楽しさもありました。
三幸さんは、あんまりお固くないのがいい所でもあります。

 

視覚障害者の体験

目隠しをするとまず思うのが「見えない恐怖」です。
どこに何があって、これは何の音なのかが全く分からないのです。

 

私は怖くて思わず後ずさりしました。
その瞬間見事に机にあたり、こけそうになりました。

 

これが視覚障害者の恐怖なのだと身をもって学ぶ事が出来たのです。
先生方はすぐに手が出る位置にいてくださるので、安心できますが、やはりそうであってもぬぐえない恐怖があるのです。

 

その状態のままショッピングセンターへ買い物に行く事になりました。
まず、何も見えないので買い物が出来ないのです。

 

一人は介助者、一人は視覚障害者の約で歩きます。
介助する側のひじにつかまって歩いていると、早くて怖いのです。

 

自分のペースで歩く事が出来ないので、時々かけてくれる声だけが頼りになります。
そうやって声掛けの大切さを学びました。本当に必要だからやらなければならないのです。

 

意見交換会

このような体験をさせて頂けるので、本当に学びやすく、また必要性を本当に良く理解できます。
課外授業から帰った後は、みんなで意見交換会をします。

 

自分がどのような所でどのような事を思ったかを皆で交換しあうのです。
班分けをしてシートに書き込み、全体で紹介します。

 

このようなコミュニケーション重視の授業も大切にされておられます。

 

簡単に終わらすのではなく、経験したことや考えたことは全体で意見を交換し資格取得後の実際の仕事で役に立つように検討します。

 

検討までする事でこの体験は生きるのだと思います。
三幸福祉カレッジは細かい所まで教えてくれるので、この体験を通してガイドヘルパーとしての多くのことを学べました。