移動支援従業者の必要性

視覚障害者や、全身性障害者の方は、自立して買い物や生活を営むことが難しいです。
しかし、移動支援従業者(ガイドヘルパー)の資格取得者であれば、その目や手となって働く事が出来ます。

 

移動介助なのでお買い物や通院の付き添い程度しか出来ないのですが、外に出る、またお買い物をする際に少しでも安心感を与えてあげることが出来るだけで、障害者の方にとっても全く異なる活動ができるようになるのです!

 

移動支援従業者の必要性

私は以前、全く知らない人から、あるお店の中で声を掛けられたことがあります。

 

その人は弱視の方でした。
聞かれたのは商品の説明書きの事です。

 

なんでも食べられない物があるらしく「アレルギー表示を見てほしい」と言われたのです。

 

文字が小さくて、見えにくく良くわからなかったようで、読んで教えてあげると「ありがとう」と一言添えて帰っていきました。
このような経験で買い物の付き添いが必要なのだなと思ったのです。

 

また、三幸福祉カレッジでの受講時には、ビデオ映像を交えて利用者様の体験と声を聞くことができ、あらためてこの資格保持者の必要性について感じることができました。

 

ビデオでお話しされている方の体験談は、お願いしても冷たくされたり、見かけだけでひかれて誰も近くによって来てくれないなど孤独に満ち溢れたものだったのです。

 

私はこの仕事がとても必要なことであること、また心のケアも担っている事を理解するキッカケにもなりました。

 

全身性障害者の移動支援にあたって

全身性障害者の移動支援はとても、難しいと思われています。
言葉をうまく出せない方もおられるので意志疎通の方法にも戸惑う事があります。

 

普段何気なく私たちが生活している事が、全身性障害者の方はすることが出来ないのです。
出来ない悔しさも、苦しさも理解した上でそばに寄り添う形の介護を求められます。

 

しかし、そんなに難しい事ではありません。
ただちょっと個性の強い人だと思う事が大切なのです。

 

授業の中で、「もしかして外見や偏見だけで遠ざけていませんか?」という、お話があったのです。
確かに考えてみると意志疎通が上手く取れないとか、体の形が少し違く見えるだけで、他は健常者と変わらないのです。

 

講義の中でその問いかけがあったからこそ、私はその後に介護職員を続けていくにあたって、

  • 移動支援従業者の必要性
  • 偏見を無くす方法
  • 障害者の方への寄り添い方

などの色々な要素に気づく事が出来たのだと思います。