医療技術の発展

どんな分野でもそうだと思いますが、技術の進歩発展にはそれなりの実験や検証がつきものです。
特に医療分野などはその技術を直接的に人間の体に利用しなくてはならないため、確実なものでなくてはなりません。

 

その確実性を確かめるためにはやはり実験や検証が必要となります。
しかし、その実験や検証についても直接的に人間の体に対して行われなくてはならないはずです。

 

医療の研究などでよく見る場面は、ラットを利用した実験などですが、これはあくまでも実験段階のものであり、実用段階になれば、やはり直接的な治療をもって検証をすることになるのだと思います。

 

歴史的に見て、今まで一体どのくらいの患者の命が犠牲になってきたのだろうか?
と考えると、現在の医療技術の進歩がたくさんの患者さんの命を助けることになっていたとしても、重たく考えざるを得ません。

 

同じ技術でも機械技術などとは全く違い、医療技術分野では道徳的な点を重視しながら進めなくてはならないため、かなり難易度は高いことなのだと思います。

 

患者側の努力

歴史の中で、医療技術は目覚しい進化を遂げてきました。その技術に助けられた患者さん達もたくさんいるかと思います。
しかし、どんな時代にも優秀な医者はいるものの、必ずその治療にあたった患者は治ろうという強い意識があったと思います。

 

それが医者を名医にし、医療技術の進歩にもつながっているのだと思います。
かつて歴史小説の中で、登場する名医がいて、患者に絶賛される場面がありました。

 

「あなたは本当に名医です」というセリフに対して、その医者は「いや、あなたこそ名患者でした」と賞賛する場面が印象的でした。
医者と患者の意識が同じ方向を向いて初めてその高価は絶大になります。

 

そしてそれがまた、医療の技術や歴史を作ってきたのだと思います。
場合によっては、そんな場面で治療を受けた患者が、将来は医者を目指して精進するなどというケースもあるかもしれません。

 

そんな大切なつながりが、他の多くの人々の命を救うことになるのかもしれません。